131824<プラセンタによる副作用や重篤な健康被害は報告されていないと言われますが、これまでに何例かプラセンタエキスが関与したと思われる、次のような被害事例があります。 ただし、これらの中には、診断結果について他の医師から疑問視されているものもありますし、事例4のように因果関係がはっきりしていないものもあります。

被害事例1

40代の女性がプラセンタエキスを継続的に摂取したところ目のまわりに赤い腫れが発生。

さらに、プラセンタの摂取量を増やして外用のプラセンタ美容液も追加すると、症状が全身に及んだ。使用を中止すると症状が治まったことと、プラセンタエキスのパッチテストで陽性反応が出たため、プラセンタエキスが引き起こした接触皮膚炎と判断された。

こちらは残念ながらプラセンタと肌が合わないケースですね。事前にパッチテストをするとよいでしょう。
泣く少女

被害事例2

ホルモン剤やミノマイシンを内服していた40代の女性が、プラセンタ注射を投与されたのちに発熱や倦怠感、食欲不振、黄疸を訴え病院を受診。

ホルモン剤、ミノマイシン、プラセンタでのDLST(リンパ球刺激試験)の結果、プラセンタにだけ陽性反応が出た。

そのため、プラセンタが引き起こしたと考えられる急性肝障害と診断された。

こちらは非常に稀な症状です。肝臓疾患の患者への投与が国に認められている医薬品なので「ほんと?」っておもっちゃいますが、こちらもやはり相性なのでしょうか。すばらしいお薬でも副作用がでてしまうという事例の一つに思いますね。

いきなり注射ではなく、プラセンタサプリ等でのお試しがよいのかと思います。






被害事例3

アトピー性の皮膚炎と小児ぜんそくを抱える20代の男性がプラセンタエキスを摂取したのち、しっしん・かゆみを発症。

スクラッチテストや内服誘発試験の結果が陽性であったため、プラセンタエキスにより成人型のアトピー性皮膚炎が増悪したと診断された。

プラセンタに含まれる成分(抗アレルギー、抗炎症作用)により、通常ならアトピー性皮膚炎の改善目的のために取り入れられるものですが、極稀に酷いアトピー体質の方の場合、外部より取り入れた異物によって炎症反応が逆に起こってしまうというケースも考えられますので、その一例ではないでしょうか。

被害事例4

3年にわたりプラセンタエキスの経口摂取と皮下注射(週一回)を行っていた70代女性の両足(下腿)の皮膚が硬化、その後も症状が上半身にまで及んだ。

プラセンタ美容注射

一切を中止して薬物による治療を行った結果、症状が治まったことから、プラセンタエキスによる全身性斑状強皮症が疑われた。因果関係がわかりませんが、過去数十年の歴史から数千万分の1の確率でしょうか。

~参考資料~

独立行政法人国立健康・栄養研究所-ホームページ
一般財団法人日本胎盤臨床医学会-資料(ランチョンセミナー講演1「プラセンタに対する間違い情報の誤解を解くには」)