副腎疲労とは?

私たちの体の中を巡っているホルモンは、心の健康とも密接につながっていることを知っていますか?精神的なストレスを受け続けると、副腎皮質から分泌される抗ストレスホルモン「コルチゾール」のバランスが崩れやすくなります。ストレスを受けるとコルチゾールの分泌量が増加しますが、いくら分泌してもストレスが解消しないと副腎の機能が下がって、分泌できるコルチゾールの量そのものが減少し、産生のサイクルも乱れてしまいます。この状態が「副腎疲労」です。正確には医学的に認められた病名ではありませんが、抗加齢医学の現場では認識されるようになってきました。

副腎疲労の症状

 この症状なら副腎疲労だと決まっている訳ではありませんが、長く続く疲労感、精神的な落ちこみ、めまいが主な症状として挙げられています。女性の場合は月経が止まってしまうことも。うつ病や更年期障害と症状がよく似ているので混同されることもあります。







副腎疲労の治療

 副腎疲労の原因は、過剰なストレス。人間関係のストレス、過労、睡眠不足だけでなく、感染症や薬の副作用も原因になります。治療の一歩目はそのストレスを軽減することです。乱れてしまったホルモンのバランスを整えるため、生活習慣を見直します。女性の場合はプラセンタやイソフラボンのサプリメントをすすめられることもあります。

副腎疲労の予防

 
 副腎疲労を予防するためには、生活習慣の改善が肝心です。現代社会に暮らす私たちがストレスを全く感じないで生活をしていくなんて不可能なこと。せめてストレスと上手に付き合いながら、毎日の生活の中で副腎に負担をかけないようにするしかありません。

副腎疲労を劇的に緩和すざせる効果的な薬はありませんが、食事と生活習慣を上手に整えることで、もっと楽に過ごせるようになります。

今日からすぐできる!副腎疲労を予防する5つのポイント

Point1.食事は1日三度バランスよく取りましょう。消化に負担のかからない和食がベストです。
Point2.コーヒーやチョコレートなど、カフェインが多いものは避けるようにしましょう。
Point3.軽く汗をかくぐらいの適度な運動をし、体の代謝を上げるようにしましょう。老廃物を溜めこまないことも大切です。
Point4.副腎の疲労回復につながるビタミンB群を積極的に摂るようにしましょう。1日あたり、50mgのビタミンB群摂取が目安になります。
Point5.十分な睡眠時間を確保しましょう。疲労回復とストレス解消には睡眠が一番必要です。夜の睡眠時間が十分に取れない場合は、日中に少し昼寝をするだけでも効果があります。