不妊症とは?

不妊とは、自然な状態で妊娠ができない、または妊娠してもすぐに流れてしまう状態をいいます。カップルが避妊をすることなしに性交した場合、程度の差はあれど、1年ほどの期間をみれば妊娠に至るのが通常です。
しかし、避妊せず1年間性交をしても妊娠に至らない場合、不妊症という状態であるといえるでしょう。主に不妊症の原因としては、女性側が原因である場合、そして男性が原因である場合の両方が考えられます。

不妊症の原因は?

不妊で悩む夫婦不妊の原因には実にさまざまな原因があります。もともと先天的に遺伝子が欠落しており、受精しても正常に赤ちゃんの身体を形成できない場合。

また、女性では子宮や卵管など、男性では射精に至るまでの道のりや器官に不具合があり、正しく精子や卵子を射精、排卵できなかったり、受精した後子宮の中で維持できない場合。

詳しく調べてみると、原因はさまざまであるといえるでしょう。

しかし、こうした基本的な卵子や精子を製造し、放出する機能が無事であるとしても、不妊となるケースがあります。こと最近においては、正常に作られていた精子や卵子がだんだんと老化してくることによって、うまく妊娠できないケースというのが出て来ました。

これは、私たちの社会や生活スタイルとも大きなかかわりがあります。女性が社会進出し、より発展した社会となった反面、現在では少子化、そして高齢出産が増加しています。人間の身体はどうしても加齢を重ねるとさまざまな機能が衰えてくるのは必然であり、それはなにも臓器に限りません。私たちが作り出す精子や卵子といった分泌物においてもその劣化は始まっています。

正常に健康な精子や卵子が作られなくなった場合、どんなに性交を重ね、受精したとしても、その後なかなか受精卵が育っていかず、流産してしまったりすることとなります。








不妊症治療に光をあてる幹細胞とは

DNAそこで注目されているのが、幹細胞を使用した不妊治療です。

幹細胞とは、細胞がそれぞれの部位で、組織の役割を担う前の、役割が決まっていない細胞のことを指します。
もし、この幹細胞を特定の指定した臓器や物質に成長させることができれば、より具体的にいうと、健康な機能をもった精子や卵子、あるいはそれを作り出す臓器として成長させることができれば、加齢により正常に精子や卵子が生成できなくなったケースにおいても、十分に治療が可能となります。

なにより、自分自身のDNAをもった自分の幹細胞を使用することにより、他人の組織を使用する際に問題となる拒絶反応などを気にすることなく、正真正銘自分自身の細胞として使用することができるため、生殖医療においては代理母などを使用せず、より確実に出産できるというメリットが期待されているのです。

まとめ

幹細胞という先進医療により、より確実かつ安全に不妊を治療することが可能となりつつあります。
これは非常にセンセーショナルなことであり、不妊で悩むカップルにとってはまさに希望の光といえるでしょう。正しい情報を仕入れ、こうした動向をしっかりと把握していく必要がありますね。