近年、幹細胞を使用したコスメが注目を集めています。中でも、自分の細胞からコスメを作るという試みは非常に画期的といえるでしょう。ここでは、自分の細胞から作るコスメについてご紹介していきます。

幹細胞化粧品について

潤い幹細胞化粧品とは、従来の化粧品とはことなり、肌そのものの状態を改善する性質を持った化粧品です。人間誰もが歳を重ねると新陳代謝が衰え、それにしたがって肌のターンオーバーも満足に行えなくなります。
一般の化粧品では、そこにコラーゲンや潤いを付加してあげることで、衰えた肌の状態を補正する役割を持ちます。しかし、肌そのものの性能は老化により低下することは避けられません。
そこで、幹細胞を使用することで、肌から幹細胞を吸収させ、老化した肌を再生する役割を与えます。こうすることで、肌そのものの状態を健康に若返らせることが可能となるため、スキンケアの根本的な解決策となると考えられます。

幹細胞化粧品のネック

幹細胞化粧品の難しいところは、効果のあった幹細胞が皮膚に吸収された後、本当に肌を若返らせるために正しく働いてくれるかどうか、というところに尽きます。
当初は植物性由来の幹細胞が使用されていましたが、近年ヒト由来の動物細胞を使用した化粧品が盛んです。植物細胞と動物細胞ではそのつくりに決定的な差があり、より正しく細胞に命令伝達ができ、正常に働くためには、少しでも人間に近い構造をもった幹細胞が必須といえるでしょう。

自分の細胞から作るという発想

伝達そこで出てきたのが、幹細胞そのものを自分の細胞から用意してしまおうというものです。移植医療などで、他人の臓器を使用して治療を行うケースは年々増加していますが、同時に拒絶反応により生着が困難になったり、自分の体が移植片を攻撃してしまうケースも多く発生しています。
皮膚の再生では、組織単位の移植ではないためそのような大きな副作用はでないものの、正しく効果が発現するという点においては、非常にデリケートな構造を持ち合わせているといえます。自分の幹細胞を使用することは、こうした不具合を一掃してくれるという大きなメリットがあります。
もともとが自分の体のものですから、細胞の伝達系統や個体差などにも対応することができ、より確実な効果が期待できるといえるのが特徴でしょう。完全オーダーメイドで作られた化粧品は、ほかの何ものにも変えがたい大きな効果を秘めているということができそうです。

まとめ

自分の細胞からあえて化粧品を作る意義が大きいことを理解していただけたでしょうか。
しっかりとした科学根拠にもとづいた化粧品は副作用も少なく、自分の肌にマッチしたものが期待できます。本当に美を追求する方、また加齢の影響を根本的に何とかしたいと悩んでいる方には、かなりの朗報ではないでしょうか。