動物細胞を使用することで有害事象を軽減

免疫幹細胞化粧品の多くは、実際に人間の幹細胞を抽出し、それを培養して作られています。
一見すると、対人間ですので、非常にマッチ思想に感じますが、肝心の副作用はないのでしょうか。ヒト由来幹細胞化粧品の場合、まず他の化粧品のような化学物質によるアレルギー反応や免疫反応に関するアレルギー反応はかなり抑えることができると考えられます。
もともと人体にはないエキスを浸透させるのが従来の化粧品であり、当然体質によってはその物質に対して過剰に反応してしまうヒトというのはどうしても一定数でてきてしまいます。
しかし、実際のヒト由来の細胞を使用することで、極限まで無駄な物質を使わないようにすることは、浸透した後よりトラブルなく効果的に働いていくことができる確率を上げています。また、自分の幹細胞由来の化粧品というものも発売されており、こうしたものの場合には、元が自分の組織であるだけに非常に理想的であるといえるでしょう。

ヒト由来の細胞を使用するからこその副作用はないのか

しかし、ちょっと考えてみると、新たな懸念が生まれます。ヒトの組織を使うが故の副作用が発生しないのでしょうか。近年話題となった狂牛病などは異常プリオンというたんぱく質がもととなって起こる脳の繊維化を呈する疾患でした。
同様の症状が食人習慣のある部族で見られ、クロイツフェルト・ヤコブ病として大きく取り上げられました。こうした異常たんぱく質というのは、目の角膜などから侵入して症状を呈するといわれています。こうしたことからみても、誰ともわからない人の組織というのはある意味少し怖いところもあります。

徹底した管理と細胞の除去

試験管幹細胞エキスの中には、実は細胞そのものは含まれていません。これ意外に知られていないのかもしれません。安全性の観点から、実際の幹細胞を丁寧に取り除き、そのエキスのみを抽出したものが幹細胞エキスというものです。

そして、このエキスにおいて、十分に肌の再生能力が研究によって実証されているのです。実際の移植片を移植するものではなく、あくまで肌の表面上から届く範囲に幹細胞エキスを浸透させるという点において、安全性が確保されています。また、幹細胞のドナーは、その素性から管理にいたるまで専用の施設において徹底的に管理をされます。

こうした体制がないと許可がおりないというところも、制度的な安全策といえるでしょう。この中で、異常プリオン病をはじめ、さまざまな有害疾患の可能性のある組織は省いていくことで、こうした懸念される副作用を限りなく抑え、かつ効果のある幹細胞化粧品へと生まれ変わっています。

最近登場した幹細胞化粧品では、幹細胞エキスを使用した美容液を

まとめ

遺伝子組み換えや臓器移植とは異なり、非常に安全な体制の下、実際の影響もほとんどみられないという点においては、幹細胞エキスは有益であるといえます。しかし、思わぬ事象というものはすべての化粧品、医薬品に存在するものですし、まだ生まれて間もない商品体系であることからも、情報収集をしながら慎重に、安全に使用していくと良いでしょう。